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バートン バーゲンのその他の情報

Question:

バートンやスノーボードの話しですが

平行輸入って 何物なんですか?

性能的にはわるいんですか?

中には悪いのもあると聞きますが 全部が平均的に低いんですか?

お願いします!

Answer:

正規ルート以外のルートで輸入したものを並行輸入と呼びます。

1990年頃スノーボードを始めた頃に海外通販に興味を持ち、バートンのボードを個人輸入しようとチャレンジしたことがありました
理由は簡単です国内での価格よりも安かったからです、余分に安く買って売っちゃおうかな…なんて皮算用もチョットはありました(笑)が、一番の理由は安く買いたい単純な思いからでした。

スケーボーショップや洋書などを扱ってる本屋に行き、米国のスノーボード雑誌を買ってきて掲載されているショップ広告のページに記載されている電話番号に直接電話を掛けてオーダーを試みましたが、当時は米国側でもバートンの国外への輸出は厳しく制限されているようでなかなか出来ませんでした。
「バートン以外の物をオーダーしてくれれば出さないことも無いよ」という感じで、しかたなくモローやライドなどを一緒に買ってみたりとどうも上手くいきませんでした
当時は日本のショップでも並行輸入品は少なく(というよりスノーボードの扱い自体が少なかったです)安く買おうと思うとセット物くらいしかありませんでしたから、なんとしてでも個人輸入してやろうという思いが強かったんですけどね…

何度か同じショップを利用しているうちにショップの人に信頼してもらえるようになったのか、少しずつではありますがバートン製品を入れてもらえるようになってきました、更に続けていると日本ではシーズン終わりの4月頃には次シーズンのショップバイヤー向けのカタログを一緒に同封してくれるようになったりもして(もちろん英語ですけどね)、友人らに回して注文とってまたオーダーするみたいなことまで発展してきました。
購入金額も当然増えてきており、その頃(海外通販を初めて5年ほどが経った)にはこちらがオーダーするバートン製品は全て送ってくれるという感じになってました。
そんなとき怪しい連中からアクセスがありました、彼らが言うには「チョ〜安い物があるけど買わないか!」というものでした、値段は日本の価格の三分の一くらいでした、正直スゴク魅力を感じたんですが何となくヤバそうな雰囲気は残っていて、いつも利用しているショップにカタコトの英語で聞いてみました

すると製造物には数パーセントの欠陥品が出てしまうというのは当たり前らしいということ、その欠陥品は程度によってBグレードやCグレードという具合にグレードを付けられて正規販売店以外にアウトレットされることがあるようなんです(アウトレットは今では当たり前ですが当時の日本の商習慣では隠されてきました)、更にその中には売れるような代物ではない廃棄処分品もあるそうでそんな商品は産廃業者に渡されそこから先は廃棄される手はずになってるんですが、中にはそれを転売しようとする輩もいるんだということを話してくれました。

これが並行輸入品のリスキーな部分です
しかし並行輸入品だから必ずしも欠陥品というわけではありませんよ、そこは買う側が自己責任で判断するべきだということです

全部の並行輸入品のクォリティが低いワケじゃないのはお解りいただけることかと思います
本当にユーザーに“良い物を安く”という思いから敢えて並行輸入を仕入れてるというショップもあると思いますよ、そこは商品を見て判断するというよりもその商品を扱っているショップのスタッフやオーナーさんらの“想い”や姿勢を見て判断するのがよりよい買い物が出来るのではないかと思いますね、そういう意味で買うならプロショップをオススメすると言う方が多いんでしょうけど、普通の店でも熱く真剣に取り組んでるオーナーさんたちもいますよ

ですからネットでショップスタッフの顔の見えないところで買うのはある意味コワイなぁというのはそこにあります。
普通のショッピングでもスタッフやショップの雰囲気を見てそこの商品がヤバそうかどうか気になるでしょ!?それと一緒ですよ!
安さばかりを強調する店や高圧的な態度で接客する店員がいる店は怪しいよね


 

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